みなさん、「子ども劇場」ってご存知ですか?
私はつい最近初めて知ったのですが、子どものうちから芸術(特に舞台芸術)に触れる機会があるべき(=それは子どもの権利でもある)との考えのもと、もう何十年も各地で脈々と続いている活動なのだそうです。
この週末、千葉県でこの活動を続ける方々のお話を伺うことができました。
そして思い出したのが、インドで見た人形劇のこと。
ベアフットカレッジ(Barefoot College:「裸足の大学」の意味)では、社会問題、環境問題、あるいは新しい制度や仕組み等を村人に知らせるときに、人形劇を使っていました。
太陽光発電の設備や授業を見学する合間に連れて行かれた部屋には、たくさんの人形とお面がありました!
ベアフットカレッジの本部キャンパスは、インド北西部のラジャスタン州にあります。そしてこれらは、この地域の伝統的な人形劇「カトプトリ」の人形たちです。
それまで言葉少なに道案内をしてくれていたラームバスさんは、ここで人が変ったように(!)素晴らしい才能を披露! 力強い言葉があふれだしてきて、彼の創り出す世界にすっかり惹きつけられてしまいました。
ラームバスさん、ベアフットに来る前は会計士だったのだそうです。今は、ベアフットの本部でコミュニケーションブロックの担当として、人形劇、影絵、そして最近はラジオ局設立に奔走中。
お気に入りの人形と一緒に写真撮りましょう!ってお誘いしたら、この二つを選んでくれました。(私も一緒に写っちゃいました♪)
本と机で勉強するだけが勉強ではありませんよね。難しいことを難しい顔をして聞くより、ちょっとリラックスして人形劇を通して聞くほうが、すんなり頭に入ってくるかもしれません。
例えばソーラーランタンの使い方や、パソコンの使い方、はたまた地球温暖化の問題を、この人形たちに説明してもらったらどうでしょうね?
2009/11/07
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