2010/09/15

充電ステーション管理人さん紹介(1)

スタディツアーから戻って早1週間。体調も回復し、旅行気分も抜け、少し落ち着いて今回の滞在を振り返る気分になってきました。
今回訪問したソーラーランタンの村は、インド北部ウッタル・プラデシュ州の中規模都市メーラト近くにあります。そのエリアは今年1月、5月と続けて訪問していて、今回で3回目。
村の人たちともだいぶ顔なじみになってきました。
そんな顔なじみの一人が、パチガオン・パッティ・サンワル村でソーラーランタン充電ステーションの管理人を務めるサットパルさん。


初めて会ったのは今年の1月。まだ寒い頃でした。
















これが彼の家の上にあるソーラーパネル。
















5月に行ったときは、彼の充電ステーションで、私も夕方の貸出をお手伝いしました。



貸出時は子どもが押し掛けてきて大騒ぎ!
この村には当初設置した50台に加え、その後村長さんが追加で寄付した20台、計70台がありますが、毎日早い者順で貸し出されていて、足りなくなることもあります。


親のお遣いでステーションに来た子どもたちは、我先にランタンを借りようと、おしくらまんじゅう状態になります。


3ルピー分の硬貨を握った小さな手が一度に5本、10本と差し出され、みんなが自分の名前を叫ぶ中、サットパルさんは1人1人からお金を受け取り、貸出帳簿に名前を書き、ランタンを渡していきます。


普段はおっとりした雰囲気の彼も、このときばかりはキリッとしていてかっこよかったですよ。(*^_^*)


そして、これが先週のスタディツアーで再会したとき。(左端)






今回は彼の村ではなく、近隣の別の村を訪問していたのですが、わざわざ訪ねてきてくれました。
初めての顔の中に、見知った顔を見つけて嬉しかったのですが、
向こうも満面の笑みで嬉しそうに迎えてくれたことに、さらに嬉しさ倍増でした。


この一帯では彼の村が一番最初にソーラーランタンを入れたので、先輩管理人として情報共有も進めているようです。